黒い悪魔
2010.08.04 Wednesday
ユキダルマ
ちょっとだけドアを開いて受け取ろうと待っていたら、Ｇも命の危険を感じたのでしょう。
床から、蝶番側の壁に登り始めました。
飛ぶ気だ！
私はとっさに思って、アルコープの外まで逃げ出してしまいました。
奴は飛びませんでした。
蝶番の側に逃げたのが、私にとっては幸いでした。
玄関の中にＧを迎え入れることなく、人類の化学兵器が勝利したのです。
私はいつも、テレビ等で虫や野生の生き物と突然遭遇して恐怖に竦む人達を見て、「人間を前にした彼の生き物の方がずっと怯えているに違いないよ」と可哀相に思ってましたが、もちろん自分が当事者になったら、そんなこと思ってる心の余裕なんかないよorz
ゴメン、あんただけは生きて逃がすと私の精神の平安が失われるのだ(>
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