黒い悪魔
2010.08.04 Wednesday
ユキダルマ
それは遅くまで残業した後、愛しのギン（冷蔵庫）の中を満たすべくいっぱい買い物（食材）をして、へとへとになってようやく家に帰り着いた時でした。
チェーンを開けてもらおうと、玄関チャイムを鳴らしてふと下を見ましたら、思わず目を疑いましたことに、そいつが、堂々と扉の前に居やがったのです！
黒い悪魔Ｇが！！ （厳密には茶バネ）
私は疲れた頭でまさかと思い、「死んでるよね、死んでるよね」と淡い期待を込めてみつめたのですが、その望みは一瞬後に儚く散りました。
動きやがりました！
そして恐ろしいことに、次の瞬間に、そこにＧがいるというのに、玄関が開いてしまいそうになったのです。戦慄の瞬間です。私は思わず叫びました。
「開けたらあかんー！」
開けてもらうために、自分がチャイムを押したにも関わらず。
家人はわけもわからず、「え？え？」等と言っています。
「Ｇが！Ｇがいるから！あれを！例の必殺のあれを！」
何故に、一秒でも早く我が家でゆっくり休みたい気持ちでいっぱいの今、玄関の前で闘わなければならない羽目に？？
最強の門番です。
とても口惜しいことには何か物理的な手法を用いて叩き潰す勇気も度胸もない私は化学の力に頼るしか術はありません。
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